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もくじ
七宝焼
七宝焼は、土を捏(こ)ねて器などを作るものではありませんので、他の焼き物とはちょっと違い、陶磁器には属さないと思います。ですが、広い意味では焼き物ということで、一応当サイトでもご紹介しておきたいと思います。
七宝焼は、金、銀、銅などの板の上に、ペースト状の独自の釉薬を乗せ、800〜900度で数分間焼いてつくります。 もともとはヨーロッパからシルクロード経由で伝わってきた技法です。ガラスあるいはエナメル様の美しい彩色が特徴で、それが無量寿教という仏典にある七つの宝物(金・銀・瑠璃・しゃこ・瑪瑙・真珠・まいえのこと)のようだということで七宝焼という名がつけられました。アクセサリーや額絵から器、壷などまでいろいろな製品が作られています。よくお土産屋さんに並んでいるのを見かけますね。
アクセサリーなら家庭でも電気炉を使って作れるほど、比較的手軽な技法です。まずは素材の金属の表面の油分をとりのぞくために、脱脂液を筆で塗ります。次に、「ホセ」という竹製の道具を使って釉薬を均等に乗せます。釉薬はガラス成分で、金属とは収縮率が違うので、焼成後に分離しないよう裏側にも忘れず乗せておきます(裏引き)。釉薬が乾いたら、電気炉に入れて数分焼成します。釉薬がとけたら取り出して自然冷却します。完全にさめたら、希硫酸液に数分間つけ、その後金ブラシで磨いて仕上げます。
釉薬に金箔・銀箔等を乗せて焼く方法、窯変釉薬を用いる方法、焼成炉の中で釉薬をかき混ぜてマーブル様の模様をつくる方法、ミルフィオリという花模様のガラスを入れて焼く方法など、いろいろな技法が開発されています。
七宝焼用電気炉
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